九月朔日、歳三は仙台に到着、その足で、東名浜に碇泊している開陽に、榎本釜次郎を訪ねた。 船室に通された歳三の前に、ややあって、榎本たちが姿を現した。 「やぁやぁ、お久しぶりです、土方さん」 云われて立ち上がった歳三は、榎本の傍に、見知らぬ男が…
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