2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

同居バトン 休日編 9

日野高校のバス停近くのコンビニであたたかい飲み物を買いこみ、そこから曲がって、東へ歩いてゆく。 このあたりは、やはり昔からの住民が多いものか、割合に一戸の区画の大きい家が多い。「土方」の表札もちらほらと見受けられるが、大体が「土」に「ヽ」が…

「Warriors」観劇記。

えーと、休日編は1回だけパスして(あたしだって、たったと終わらせたいんだ!!)、本日見てきたお芝居の感想を。 昨日から池袋の東京芸術劇場小ホール2でやってる、劇団め組の「Warriors」です。 ネタばれを若干含みますので(でも折り畳まない)、これからご覧…

同居バトン 休日編 8

そろそろ暮れてきた空気の中を、足早に石田へと向かう。 来がけに通った親水遊歩道を逆に歩き、モノレールの下の道に出る。 浅川――多摩川の支流である――にかかる新井橋にさしかかると、学生服姿の少年たちが、自転車で橋を渡ってくるのが見えた。少年、と云…

同居バトン 休日編 7

池田屋から高幡不動までは、歩いてほんの1、2分の距離だ。途中の店――並ぶ菓子屋など――にひっかからなければ、すぐに山門が見えてくる。 が、 「あ、かるめ焼きじゃねェですかい」 「“昔ながらの”って書いてあるねー。あ、金平糖♥」 「この可愛いのァ、飴玉…

同居バトン 休日編 6

とりあえず、酒は沖田組が久保田、鬼とこちらが八海山、つまみはあしたばの天麩羅でいいと云うことなので、それに決定。 注文すると、店の女性は、小皿の上にコップを置いたものを人数分運んで来、さらに一升瓶を2本――まァ、2種類と云うことだ――抱えてくる…

星に願いを

外に出れば、一面の雪原の上に、星が満天の輝きを見せていた。 箱館市中より、五稜郭へ戻る道すがら、雪の上を吹きぬけてゆく夜風は刃のようだが、空気は澄みきって、星の輝きも心なしかくっきりとしているようだ。 もう如月も終わろうかと云う時期であるの…

京都幕末紀行 その3

さてさて最終日〜。 あ、そうそう、例の掛軸は、結局Get致しました。10万以下だし、納骨記念だし、とか云って財布の紐が緩んでます。いや、お軸買ったのはおかんなんだけどね。 でもって、本日は、大阪出張(日帰り)の弟につきあって、7時から朝食。洋食のブ…

京都幕末紀行 その2

本日はメインイベント! 西本願寺行きです――っつーか、大谷廟への納骨がホントのメインなんですが。 ホテルで朝食後、タクシーで西本願寺へ。 只今、御影堂が改修工事中で、阿弥陀堂とかだけの見学。っつーか、一応門徒なんですが、アレですね、盛んなお寺、…

京都幕末紀行 その1

……いや、“幕末”とつけるのも恥かしいくらい、駆足でゆく旅なのですが。 えーと、午前11時過ぎのひかりで、東京駅をスタート。今回は、家族4人での旅です。別住まいの弟は、品川駅から合流――っても、坐る席すら別車両なのですが。 食べたり飲んだり、サイ…

同居バトン 休日編 5

外階段を上がって、ビルの2階へ。そこが、件の「池田屋」の入口だ。 「……何ですか、この“沖田総司丼”ってのァ――しかも、江戸と京とがありやがる」 総司が、昇り口に据えられたメニューを見ながら、訝しげに云う。 「“土方歳三丼”やら“斉藤一丼”やら……あァ、…