レオナルドは、いよいよ“馬”に手をつけはじめたようだった。 “ようだった”と云うのは、例によって例のごとく、レオナルドの移り気が、“馬”ばかりにその注意を留めておかなかったからだ。 もちろん、まったくほうりっ放しと云うわけではなかったのだが――元来…
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