南軍の部隊が天狗岳を急襲したと云う知らせがあった時、歳三は、台場山で胸壁の点検をしているところだった。 むろん、既に遠く銃声の響くのは聞こえていたが、本格的な交戦に入ったと聞くのは、いよいよだと云う気分にさせられる。 「敵襲か!」 叫んで、大…
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