同居バトン 番外編。

えーと、許可が出たので、同居バトン・山南役。山南さんが相手です。
すごいよ!
重いので畳んでます〜。




あの子と同居バトン
指定キャラ→『山南敬助


† † † † †


深夜1時の帰宅。
家の前に蹲る影在り。
不審者か?酔っ払いか?
歩調を緩め携帯電話を握る。
「110」は既に打ち込んである。後は通信ボタンを押すだけだ。
家に近付くにつれ、その不信なモノの形ははっきりとし、さらに私を困惑させる。
確かに怪しい。怪しいのだが・・・。
髷に袴に脇差とは、どういうことだろう。時代錯誤もいいとこだ。
間違いなく不審者である。
次の瞬間、こちらの気配に気がついたのか、勢いよく顔が上がる。
そして、不幸にも眼が合ってしまった。
やっと、通りかかった人間を離すまいと相手は必死である。
「某は、山南敬助と申す者だが、天祥殿という御仁をを訪ねて参った。天祥殿を知らぬかっ!」
早口に捲くし立てながら、立ち上がる。
心の中で舌打ちをする。
『人ン家の前で、待ち伏せておいて何が「知らぬかっ!」だ。』
「知りません。」
それでも一応、しらを切ってみる。
お互い一歩も動かない。相手の腹を探り合うように睨み合う。
しかし家の前で待たれては、私自身入れない。
やはり、無理か。
溜息をつき、尋ねる。
「一体、何の用ですか?」
急に安堵の表情に変ったのが分かる。
「これに、ここを訪ねるようにと書かれておる。それを頼りに参った。」
そういって、紙キレ目の前に突き出してくるが、暗い上に達筆すぎて最早読めない。
「天祥殿か?」
軽く頷く。
実際の『山南敬助』の写真や肖像画など、残っているのか私は知らない。
あったとしても、見たことがないのだから、今ここで本人かどうかの確認なんてしようもない。
しかし、よくよく見ると愛嬌のある顔だ。
そうだよな。堺○人であるはずがない。あれは、ドラマだ。
一応、温厚だとされている。その人柄は、何となく読み取れる。
あれこれ考えても仕方がないか。腹を括る。
「今日は遅いので、取り敢えず上がって下さい。家人は寝ているので静かにお願いします。」
鍵を開けながら云う。
「忝い。」
「それから・・・。腰のものをこちらでお預かりさせて頂きます。」
暫くの沈黙の後、頷き、静かに渡してきたそれは、予想以上に重かった。
しかしこれが、mononが言っていたガスパッチョ現象か。
酔いが一気に醒めた。


■朝はあなたと「山南敬助」、どっちが先に起きてる?


どうも他人がいると、朝早く目が覚めてしまう。
その証拠に、まだ朝の5時だ。
しかし、客人も既に目が覚めているようで動く気配がする。
「朝早くから、勝手に出歩かれては迷惑ですから。」
布団の中から、そう声を掛ける。
「いや、起してしまいましたか。申し訳ない。ちょっと、朝の稽古をしようと思って」
慌てて返ってくる返答。
「それが、迷惑なのです!」
キッパリ言い放つ。
「あと2時間、大人しくしていて下さい。」


■朝食どっちが作る? 何がいい?


キッチンに行くと、既に起きていた妹がトーストを齧っている。
「昨日、夜中、煩かったんだけど。」
予想通りの一言。
「あ〜。ゴメン。ゴメンついでに、暫く『山南敬助』という人が泊ることになったから・・・」
そして軽く昨夜のことを説明する。
眉を寄せながらも、渋々承諾した妹に山南敬助を紹介する。
他の家族には、置手紙でも残しておくか・・・。


「さて、基本、私は朝食を食べないのですが、あなたは食べますよね?」
「はぁ。」
間の抜けた返事だ。
「昨日の残り物で、構いませんか?」
構うも構わないもそれしかないのだが。
そう言いながら、味噌汁を火に掛け、冷や飯と筑前煮をレンジで温める。
一応、のりとお新香をも用意してやる。
物珍しそうに眺めている彼に
「席に着いて下さい。」
と促す。
テーブルに椅子なのだが、お約束のように椅子に正座で座った。つい口元が緩んでしまう。
「では、私はコーヒーでお付き合いしましょう。」
熱いコーヒーカップを上げてみせる。
「戴きます。」


■そろそろ学校(仕事)の時間です。「山南敬助」はどうすると思う?


「私はもう出勤しなければならない時間です。私が帰るまで大人しく部屋に居てもらえますか?」
部屋のぐるりを見回している彼に聞いてみる。
「外出されるのか?それならば某も」
咄嗟に、手で制してしまう。
「私は『私が帰るまで大人しく部屋に居てもらえますか?』と聞いたのです。
 ちなみにこの問には肯定回答しか求めていません。分かりますか?」
相手の顔が曇っていく。
「頭の良いあなたのことだ。無理なことは薄々分かっているでしょう?」
持上げたのに、突っかかってくるほど馬鹿ではあるまい。
案の定、ぐっと何かを飲み込んだようだ。
「散策したいのは分かりますが、なにせ、昨日の今日です。あなたも私も状況が掴めていません。
 この先どうしたらいいのかなど、私が帰ってから対策を練りましょう。
 それまで大人しくしていて下さい。お願いします。」
「ならば、腰のものを返して頂きたい。」
やはり、そう来たか。
「それも駄目です。」
ここで怯んではいけない。毅然した態度で接しないと、こちらが呑まれる。
「この時代に刀を持っていると『銃刀法違反』で捕まってしまいます。
 伝馬町送りにでもなったら、助けることは出来ません。
 あなたが帰るまで預らせて頂きます。」
云い終わるか終らないかの内に、ドンッと床を踏み、背を向けて座り込んでしまった。
どこに当たることも出来ない怒りを抑えているのが分かる。
「暇でしょうから、私が帰ってくるまでに、ことの詳細をこの紙に書いておいて下さい。」
和紙便箋と筆ペンを机の上に置いてみる。
それから、テレビのスイッチを入れる。
これには、彼も興味をそそられたようだ。テレビを凝視する。
「手っ取り早く、テレビでこの時代の勉強をしておいて下さい。」
簡単にリモコン操作法と、最終手段のコンセントを抜くという方法を教えてみる。
「食事はおにぎりとお茶で我慢して下さい。では、行ってきます。」


■学校(仕事)帰りに「山南敬助」とばったり! 相手の反応は?


会社帰り、駅へ向かう途中・・・またもや不審者発見。
初めは気が付かなかった。地図を片手に目的地を探しているのだろうと思ったからだ。
しかし、よくよく観察していると、まるでおのぼりさんのような感じだ。
ただ、ここは観光地ではない。
まあ、以前『ガリレオ』というドラマのロケ地になったことはあるが、そんなのは関係なさそうだ。
ビルの照明に驚嘆しているようだったり、突然、ウィンドウに駆け寄ったり。
何よりも、見覚えのある服。
眉間に皺がよる。(良かったな。私が丸井メンズの福袋を買うような女で・・・

素早く、周りに知っている人間がいないことを確認し、早足で近づく。
「あ、天祥殿」
嬉しそうに笑う顔が腹立たしい。
『ええい!名を呼ぶな!!恥ずかしい!!!』と心の中で叫ぶ。
「取り敢えず、黙って付いて来て下さい。」
そう言いながら、駅への道から逸れる。後ろは振り向かない。
ここまでくれば、知り合いとは会うまい。というところまで来てから、
「さて、どうしてこんな所にいるんですか?」
一応、問いただしてみるが、答えの予想は出来ていた。
「あの箱物は大変面白かったのだが、一日中家の中に篭っていては、身体が鈍ってしまう。」
−−−箱物?テレビのことか??
「ちょうど妹君が帰えられたので、頼んでみたら、このような召物に着替えるように言われ、
 この地図を渡された。」
「そう・・・。」
人の服を勝手に・・・。くっ。
ブルルルル・・・。見計らったように携帯が鳴る。
届いたメールは妹からだ。たった一文「よろぴこ」。
それだけかいっ!!
まあ、私が不在な時に、同じ屋根の下にいれば妹とて不安だ。
体よく追い出したのだろう。仕方あるまい。


さて、ここから家まで徒歩1時間半。私はヒールで歩く気はない。
電車は人に見られる危険性が高い。
仕方なく、バス停へと向かう。
彼はといえば、「あの、大きな箱の乗り物に乗れるのか!」と興奮気味で、あれこれ聞いてくる。
「利用するのは私たちだけではないので、他の人の迷惑にならないように、暫く静かにしていて下さい。
 そうでないと、乗せませんよ。容赦なく途中で降ろしますからね!」
前もって釘を刺しておく。
ホント、今直ぐカルシウムが欲しい。


■家に帰ったけど、あなたはやることがあります。そんな中「山南敬助」はどうすると思う?


そういえば、部屋の電気のつけ方を教えていなかった。
そう思って、様子を見に行くと、先に部屋に行った彼はカーテンも窓も開け、
月明かりを頼りになにやらゴソゴソしている。
「あっ。」
そっと、戸を閉める。
見たくもないものを見てしまった。というか、寒くないのか??
「失礼しました。着替え中でしたか。」
一応、詫びは言ってみる。
取り敢えず、今のは、なかったことにしよう。
着替え終わったというので、部屋に入る。
自分の部屋なのに気を使うなんて・・・あと、どれだけ我慢すればよいのだろう。
正座をし服をたたんでいる彼を尻目に、机に向かいパソコンの電源を入れる。
光、画面が動くものには即座に反応する。
「それは?」
「パソコンです。どういう原理なんだとか、聞かないで下さいね。私も説明できませんから。」
そういいながら、持ち帰った仕事を始める。
キーボードを打つ音しか響かない部屋。静かは静かだ。ただ・・・後ろからの視線が痛い。
居心地が悪い。
そこへ救いの声が・・・。
「ご飯だよ〜。」


■さぁ、夕食にしよう! どっちが作る?


本日はブリの照り焼きと肉じゃが。
六穀米と豆腐となめこの味噌汁のようだ。
「美味しいですな。」
肉じゃがを食べた彼が世辞を述べる。
「良かったな。妹よ。」
「はぁ。」
・・・会話終了。
その後は、黙々と食べるのみだった。


■夕食も終わり、テレビに夢中なあなた。「山南敬助」の反応は?


録画しておいたTVを観る。
隣には彼も。2人して正座だ。
2倍速なので、画面を凝視し聞き漏らすまいと真剣だ。
たまに通常にしたりもする。
初めは彼も驚いたらしく「なんで、こんなに速いのだ?」と聞いてきたが、
「効率よく、情報収集が出来る」と答えると、納得したらしく黙って観ている。
観ているものは、連ドラ、家庭の医学、歌番組・・・まあ、節操がない。


■なんとお風呂で「山南敬助」と遭遇! どうする?


ゆっくりと湯船に浸かっていると、走ってくる音、脱衣所の戸が開く音、
続いて風呂場のドアノブに手が掛けられたのが分かる。
−−−うわ!嫌な予感!!−−−
思ったと同時に、ドアノブが回される。
「天祥殿!!」
ガチャ!!
ガチャガチャガチャ。
ニヤリ。
開かないのだ。当り前だ。鍵を掛けておいたのだから。
「壊れるから止めて下さい!!」
ようやく、我に返ったらしく急に静かになる。
「で?何ですか?」
「いや、先ほど思い出したのだが、近藤殿・・・あ、近藤というのは」
「そんな説明はいいですから、先に」
ここで、近藤勇の話をされても、私が茹蛸になる。
「あ、はい。あの書き物を渡された時に、『今日はなんだ?ああ、先負か』と。
 それがずっと気になっていてまして。もしかしたら、次の先負に元の時代に帰れるのでは・・・。」
初めの語気は消え、最後は自信無さ気だ。
そうだろう。手立てがまったく分からないのだから。
でも、ほんの些細なことでも検証の価値はある。
次の先負は・・・頭の中で計算してみる。今が1月でよかった。計算がし易い。
そんなことを思いながら弾き出した答えは・・・3日後か・・・。
「3日後ですね。」


お風呂から上がり、先ほどの会話の続きをする。
もう寝る筈だった為、敷かれた布団の上に正座をする彼の前に、小さな丸テーブルを置く。
卓上には熱い紅茶とチョコレート。
私はというと、机の椅子に座っている。
楽だというのもあるが、心理的に目線を高くしておかないと、不利なような気がする。
「で、近藤さんに押入れの奥の方にある荷物を取ってくれと頼まれて、
 頭を入れたらそのまま背中を押され、気が付いたらこの時代に居たという訳ですね。」
話を整理する為に、相手の言葉を繰り返す。
彼はコクコク頷いている。
本人は至って真剣に話したのだろうが、その情景を想像すると笑い出してしまいそうだ。
誤魔化しに紅茶を一口啜る。
ちょっと気になっていたことを聞いてみた。
「ところで、初めはどこに着いたんですか?」
「ああ・・・いきなり、道の往来に放り出された。
 直ぐに起き上がり確認したのだが、出入口がなかった。」
道路だったら轢かれていたかもしれないぞ。
「よくここが分かりましたね。」
「直ぐ近くに地図があったので・・・。それと、渡された紙で。」
「場所は、覚えています?」
「もちろん。店の名前も覚えておる。
 もう暗くて閉っていたが、屋号は”たんす屋”とあった。」
一瞬、思考が停止した。
・・・。
ガスパッチョのCMでは箪笥から出てくる・・・。
じゃあ、何か?私のクローゼットは服が詰り過ぎて、開かなかったと?
だから、家から一番近い”たんす屋”に『道』が繋がったとでも!?
「正直、あの時は頭の中が真っ白になった。」
腕組をして、しみじみと言う彼に対し、
「で、しょうね・・・。」
なぜだか、腹に黒いものを飲み込んだような、そんな嫌な気分で応えた。


「あ、紅茶とチョコ、召し上がって下さい。」
こういう時はリラックスの為に、一服するのが得策だろう。
彼は紅茶は啜るが、なかなかチョコには手を伸ばさない。
初めて見るこげ茶色の物体。美味しそうに見えないのか?
なにも奈良名物(?)”鹿のふん”を出しているわけではない。
今日は特別に、モロゾフのチョコレートを出しているのだが・・・。
やはり手前のトリフが駄目なのか?包装されているのもあるぞ。
でも、気にはなっているようだ。もう一度、押してみる。
「チョコ。甘いものがお好きなら、美味しいですよ。」
それでようやく手を伸ばした。一つ抓み、暫く眺めてから口の中へ。
なぜか見守ってしまう。
「おお!」
感嘆の声が漏れる。
ーーーヨシッ!!心の中でガッツポーズ。
やっと、チョコの美味しさを分かってくれたようだ。
「舌の上で溶かしながら食べるといいですよ。」
上機嫌で紅茶を飲む。
「あの、これ頂いてもよろしいですか?」
もう頂いているのに変なことを聞いてくるが、とりあえず
「どうぞ。召し上がって下さい。」
と答えると、おもむろに、懐から半紙をだしてチョコを挟み、また懐へ入れようとする。
「わ!それは駄目!」
慌てて止める。
「でも、今・・・。」
彼も驚いた顔をする。
「いや、チョコは溶けやすい食べ物なんです。
 懐に入れたら、溶けてベトベトになって落ちなくなりますよ。」
「そうなんですか・・・。残念だ。絶対、総司のヤツが喜ぶと思ったのだが・・・」
とても、残念そう・・・というより、どこか悲しそうな顔をする。
「総司というのは・・・。」
そこから、長い長い夜語りが始まった。


■「山南敬助」と一緒に寝ることに! あなたはどうする?


最後のチョコを食べ終わると、沈黙が降りた。
「・・・もう、寝ますか?」
「そうですね」
どちらともなく、テーブルに手を掛ける。
が、2人で持ったものだから、バランスを崩し、見事にティーカップとポットが滑り落ちた。
「「あっ!」」
幸い布団の上に落ち、割れる被害はなかったのだが・・・。
思ったより、量が残っていた紅茶が、大きなシミを作ってくれた・・・。
寝る前に、こんな一仕事があるとは・・・手早く布巾で拭き、シーツも手洗いする。
「申し訳ない」
を言いながら布団のシミを叩いている彼だが、
私としては、”彼の布団がない”という事の方が頭が痛い。
仕方がない。
掛け布団はいきている。ベッドでそれぞれ布団を巻いて寝るか。
一応、彼に打診をしてみると
「いや、それはいけません!まだ、嫁入前でしょう。」
頑なに断ってくれた。内心、ホッとする。
彼には座布団で我慢してもらうことにした。


■お休みなさい。では次に妄想させる人 を何人でも! キャラも指定して下さい!


その日、私のクローゼットを確認すると、何となく穴が開きつつあった。
「どうやら、無事に帰れるようですね。」
預っていた、腰のものを返す。
大切そうに受け取り、腰に挿し終え、深々と頭を下げる。
「お世話になり申した。」
「ホントに」
何となくお互い笑いが零れる。
「そう、これ。」
言って、彼の前に千代紙で折った三角錐の箱を見せる。
口が開かないように、糸を通し、そこを持つようになっている。
「それは?」
「土産です。食べさせてやりたいんでしょう?沖田総司とやらに」
抓んだ糸を揺らす。コロコロと中身が動く。
やっと、合点がいったようだ。嬉しそうに笑う。
「包装紙を向こうの世界に持ち込むことは出来ないから、全て外して中身だけにしてあります。」
「ありがとう」
大事そうに袂に入れる。


彼は穴に入る前、もう一度振り返り、袂を上げ「あいがとう」と言った。
私は黙って手を振る。
そして、穴は消えていく。
帰ったのだ、彼は。
元の世界に。
これから先、彼に何が待ち受けているか知る者としては少し心が痛む。
情というヤツだろうか。
せめてほんのひと時でも、彼と沖田の間で、幸せな時間ができればと祈るばかりだ。




穏やかな、休日。
昨日までの、騒ぎが嘘のようだ。
今日は、”CAFE GODIVA CREME BRULEE”にしよう。
セットしたフィルターに熱いお湯を注げば、甘いバニラのような香りが広がる。
この待っている時間も楽しく思える。
「そういえば、桜の元には『斎藤一』が行くようなことを云っていたが・・・。
 ま、いいか。彼女のことだ、上手くやるだろう。」
ミルクを入れ掻き混ぜながら、ニヤリと笑う。
そして一口。
口に広がるキャラメルとバニラの風味。
今は甘い香りのコーヒーが私を包んでいる。


† † † † †


……って感じなのですが。
こここわいよ山南役! と思ったのは私だけですか。
沖田番は、これ読んで、「ほら、今の常識人と、江戸の常識人の戦いだから」とか云ってましたが、いや、普通に怖かろうて。
しかし、個人的には、いろいろすっごい笑えました。これで逆(山南役が、山南さんのところにトリップ)だったら、真逆の関係になるんだろうなァと云う――ふふふふふ。
まァ、次の桜王子の“一ちゃん”も、許可が下りたら転載しますよー。
あ、休日編はまだ書いてないのです(汗)。すみません、こっちはしばらくお待ちくださいませ……


ところで、いきなり過去からの呼び出し状が! (汗)
昔の遊び友だちからなのですが――最後に会ったあたりで、ちょっといろいろあった(あれは、状況的に仕方なかったんだよ、ホントにな!)ので、それに関する恨みごとを、遠まわしにねちねちと云われそうで、びくびくしてます……うん、黙ってやって、騙し討ちみたいな感じで、悪かったとは思ってるんだ……でもだって、云ったら止めたじゃん。でも、止められても、あれは仕方なかったんだーッ! って、ここで云っても仕方ないんですけども……(泣)
沖田番通じて「会えないの?」ってさァ……あれに汁粉だの鰻だの奢ってやるって云ってる段で、きっぱりはっきり買収工作じゃん! 絶対恨みごとだよね、そうに決まってるんだ!
いくらイケメンでも、恨みごと云われるの確定で、なおかつそもそもそんな相手でもない以上、目の保養になるなどと云う理由だけでは会わないよ!
……っつーか、ぶっちゃけ単に会いたくないの……(汗)
と、とりあえず、奴の情報収集からはじめなくては……でも、最終的には会わざるを得ないんだろうなァ……そうなると、土下座な勢いだよなァ。でも、1時間はねちねち云われそうだよなァ……ふぅ(とほほ/溜息)。


……えーと、次は――どれにしようかな……
多分先生の話、か、もしかすると、バトン休日編――それだと、それなりに先の話だなァ……