ちょこっとお散歩。

えー、不意に思い立ったので、沖田番を引き連れて、奥多摩っつーか青梅まで行ってきました。
や、何か川遊び的なことをしたかったので。


青梅あたりは、昨年に親とドライブして以来なので、超↑久しぶり。っても、今回は電車を使っての道ですが。
天気は良からず悪からず。お散歩にはちょうど良かったかも。


とにかく電車の本数がないのはわかってたので、早め早めに出発。
10時前の電車で、まずは拝島へ。そこからJRに乗り換え、さらに青梅で奥多摩行きに。4両編成だ、おお、単線、しかもボタンで開ける式のドア。
しかし、流石に東京都、修善寺とかで圏外だったPHSは、この間ずっとアンテナ立ってました。
でもって、御嶽で下車、この辺にある有名な蕎麦屋・玉川屋(萱葺屋根の店舗)でちょっと早いお昼。――平日の昼前で、お客さんは他にひと組だけ。貸切みたいですよ。
私はとろろ、沖田番はもりを頼む。うむ、とろろの味が濃い。蕎麦もしっかりしている。小さい笊に詰めてある(って云った方がぴったりくる盛り方)から、一見少なそうですが、食べると結構入ってる――それでも、私どもにはやや足りなかったので、その後モツ煮とでんがくを追加。あ、当然蕎麦湯も戴きましたよ。美味でした。


すこしたらりとして、そののち、川べりの遊歩道へ。
きれいに整備されていましたが、川遊びがしたかった私ども、ちょろちょろと逸れて、河原の石の上を歩いたり、途中で溜りに足を入れたり。
前日結構雨が多かったので、水が濁っているかもと思っていたのですが、そんなこともなく、水底まできれいに見通せました。
で、しばらくぱちゃぱちゃと水遊びをし(メダカ大の魚が泳いでたり)、適度に涼んだりしたところで、再び遊歩道をてくてくと――澤ノ井の酒蔵のあるあたりまで。
あそこには、ままごとやと云う会席料理(?)のお店がありますが、そこはスルーして、対岸の櫛かんざし美術館へ。
ちょうど、夏の意匠の展示で、切子や透かし、水晶の簪、蜻蛉などのモチーフの櫛など、結構なラインナップでした。明治〜昭和のものも展示されていて、中にはセルロイド製の櫛もあり、それが結構面白かった……海外の櫛なんかもあって、それはそれで良かったですよ。


で、ちょこっと涼んだのち、再び遊歩道へ――軍畑駅まで1.3kmとか書いてあるので、じゃあ歩いてみようか、とスタートしたのですが。
……何か、御嶽〜澤井間と道の様子が随分……何て云うんでしょう、女の子2人くらいだと、ちょっと怖いんじゃないかなー、と云うような……(←自分ら、女じゃねェのか)
何か、木が欝蒼としてる上に、道幅が狭く、あんまりきちんと整備されてないかんじというか。階段が外れかけてたり、橋みたいに渡してある通路の鉄骨がヤバそげだったり、道と云うより小川で寸断されてたり。まァ、“奥の細道”テイストを味わえて、それはそれで(人気のない感じが平気なら)OKなんですけども。
「これ、遊歩道じゃねェ!」と叫びつつ、何とか終点に辿り着く。
と、何か雲行きが怪しい。遠くで雷っぽい音がしてるし、雲も低くて、暗い感じ。
それなのに、軍畑の駅がわかんないんだ――標識、不親切ですよ!
相変わらず、車を沖田番に止めさせたりして、何とか雨の降りだす前に軍畑駅へ。
電車に乗りこんで走り出した途端に雨。間一髪! しかし、まだ遊び足りない――だって3時前だったんだ。


で、青梅で降りて、たらりと街歩き。
赤.塚.不.二.夫記念館(黒いリボンと、半旗が掲げられてた)の前まで行って、入らずに、その隣りの喫茶店へ。そういやここ、ガイドに載ってたなー。
チャイとホットケーキを戴いていると、ご近所の噂話的に、赤.塚.不.二.夫の葬儀のあれこれについて話してるのが耳に入る――いろいろありそうだもんなー、大変そう……
で、まったりとしてお店を出、職場用のお土産を買ったり、またお茶を飲んだり。
その後、立川に出て、何故かカラオケで、採点80点縛り(80点以下は取らないと云う縛り――結局、二時間で双方3曲ずつ70点台を出してしまいましたが……/苦笑)の謎カラをやり、夕食をかるく取って帰宅。
その間に、都心部ではすごい雨だったそうですね。私ども、ほとんど降られませんでしたよ、ふふふふふ……


さてさて、今度こそ、阿呆話〜。